夏休みと言えば、カブトムシを育てることに夢中になっている
男の子のイメージがありますが、それは今でも変わらないようです。
今ではカブトムシを育てるための餌やグッズなどが
販売されるようになったので、
上手に育てて繁殖している人も多くなりました。
そこで今回はカブトムシの幼虫を
上手に育てる方法についてご紹介しましょう。
用意するもの
カブトムシの幼虫は孵化して顎あたりが
黄色くなってきたら別の容器に移します。
出来るだけ素手で触らずにスプーンなどに
のせて取るようにしましょう。
マットに移しますが、マットは発酵済みの物を使います。
そのまま飼育して2齢幼虫になると食欲旺盛になってきますから
1週間おきに糞の掃除をしてマットを補充するようにします。
さらに3齢幼虫になったら、1L以上の容器に1頭にします。
寒い時期は冬眠するので特にお世話の必要はありません。
この時期は凍結しないように発布スチロールの箱に
ケースを入れるか毛布でくるむようにします。
カブトムシの幼虫はとくにお世話が大変というわけでもなく、
お世話に必用な物は市販されているので比較的簡単に手に入ります。
市販のプラスチックでもよいが、意外に使い勝手が良いのは?
カブトムシの幼虫を育てるのはプラスチック製の
飼育ケースなどが販売されていますが、
実は自宅にあるペットボトルでも飼育可能です。
出来れば2Lの四角いタイプを選びましょう。
ペットボトルのそそぎ口の部分を切り落として
幼虫マットと幼虫を入れます。
蓋には切り落としたそそぎ口の部分を使うこともできますし、
べつのペットボトルを同じように作って蓋にすることもできます。
市販の飼育ケースを使うよりもペットボトルの方が良い点は、
深めなので幼虫が深めに潜ることができることです。
このペットボトルのケースを薄暗い、
暑くも寒くもないところにおけばいいのです。
ペットボトルのデメリットは?
けれどもペットボトルをケースにする場合に、デメリットもあります。その一つは幅が狭いのでお世話がしずらいことです。
幼虫を飼育するには幼虫マットの掃除や交換も大切ですが、
口が狭いのでこれが意外とやりにくいです。
さらにペットボトルに元々入っていた飲み物が残っていると
カビの原因にもなりますので注意が必要です。
またカブトムシの成虫の大きさは幼虫の時に決まるといいますから、
幼虫の時にあまり狭い中にいると大きなカブトムシが育ちません。
さいごに
このようにカブトムシの幼虫を飼育すること自体は難しいことではありませんが、
できるだけ良い環境を作ってあげることで
大きく立派な成虫へと育てることができます。
必用な物の準備などはしっかりやって
元気なカブトムシに育てたいものです。
カブトムシを育てたっていうのは、ちょっとした成功体験になりますよ!
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