10月も中旬を過ぎるとだんだん肌寒くなってきますよね。
秋に使う時候の挨拶はいろいろありますが、
今回は「深秋の候」についてご紹介します。
読み方は「しんしゅうのこう」になります。
秋が深いって書くところから時期が想像できますね。
では、さっそく詳しく確認していきましょう。
「しんしゅう」とはどういう意味?
深まる秋と書きますから、秋が深まってきましたねといった意味になります。
深まってきたと感じる基準は人それぞれですが、
例年なら少し肌寒い日が続いた頃でしょうか。
ここらへんのチョイスは、書くひとの好みでかまいません。
手紙に使うなら何月?
深秋の候を手紙に使うなら、時期は11月上旬頃が良いです。
具体的な日付を指す言葉ではないので、いつからいつまでということはないのですが、
さらに寒さが増すようでしたら、別の時候の挨拶を使ったほうがよさそうです。
一覧で探してみてくださいね。
手紙での具体的な例文
では例文を見ていきたいと思います。・深秋の候、今年はいつもの年よりも冷え込む秋になりました。
⇒いつもの年よりも寒い日が続いているなと感じたらこの表現です。
寒い日と感じる基準も人それぞれなので、
手紙を送る相手が寒がりか?等も多少考慮しましょう。
・深秋の候、ここ数日は心地よい秋晴れが続いていますね。
⇒秋は雨が多いですが、晴れの日が続くと心地良いですよね。
もしそうした状況なら、使ってみてください。
続いて結びの表現ですが、
・寒さが身にしみる頃、皆様のご健康をお祈りいたします。
⇒「ご健康を」というのは、鉄板表現です。
手紙を出そうって相手ですから、やっぱり健康を祈りますよね。
・朝夕の冷え込みで哀調を崩されませぬよう、ご自愛ください。
⇒こちらも、体調を気遣う表現です。
ご自愛という表現も手紙でよく使う表現です。
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秋といえば・・少しくだけた表現
ちょっとアレンジを加えると以下挨拶なんてどうでしょうか?・深秋の候、駅前で石焼き芋の屋台を見かけ、ついひとつ買ってしまいました。
⇒食べ物を絡めても良いですね。
秋といえば焼き芋がおいしいですよね。
ちょっとしたエピソードを挨拶に添えるのも良いですね。
さいごに
今回は数ある秋の時候の挨拶の中から「深秋の候」をご紹介しました。11月頃だと冬に近づく秋なので、寒さによっては、挨拶選びにも迷うところです。
候補はいろいろありますから、自分の感性に合うものを選んでみてくださいね。
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