東京都の代々木公園が閉鎖されるなど全国各地で
デング熱が発生してますね。
こういう流行りの病気の発生は、小さい子どもがいると
本当に心配になります。
デング熱になってしまうとどのような症状が起きるのか?
親としてはなるべく正確に状況を把握しておきたいところです。
子供がデング熱になってしまうと大変なのか?
潜伏期間や発疹について、今回はデング熱についてご紹介します。
蚊を媒介にして広まるウィルス
デング熱というのはデングウィルスとも海外でも呼ばれていて「蚊(ヒススジシマ蚊・ネッタイシマ蚊)」を主な媒体にしているウィルスです。
後者のネッタイシマ蚊は暖かい場所を好むので、
日本の本州には来にくいと考えられています。
しかし、ヒトスジシマ蚊は全国的に生息するので注意が必要です。
東京都渋谷区で代々木公園でデング熱の感染が発見されて
代々木公園が閉鎖になってしまう事態になった時は、
割と限定的な地域の話かと思いましたが、
いろいろな場所で発生が報告されるようになりました。
自分の家の近くでも発生する可能性はありますので、
注意が必要ですね。
人から人への感染はない
デング熱のウィルスを持っている蚊が、人に刺すと感染が起こります。ここでポイントなのが「人から人への感染はない」ということです。
なので、感染者と接していても直ちには問題ないのですが、
感染者がまた蚊にさされて別の人へと刺してしまう恐れはあります。
人から人へっていうのは結構重要なポイントですよね。
これがあると爆発的に広まりますからね。
ニュースになりつつ、どこか限定的に感じるのは
ここらへんの事情によりますね。
子どもかかった時の症状は?
デング熱は他の病気の症状が似ているので細かなサインを見落とさないようにしましょう。
デング熱は3日~14日(1週間以内に発症することが多い)ほどの
潜伏期間があります。
症状としては
・高熱が出る(40度近く)
・背中や胸に発疹ができる
・リンパが腫れる
・間接の痛み
・吐き気
・目が痛み明るさに敏感になる
風邪等との違いは、高熱ってところと発疹でしょうか。
心配している子供がデング熱にかかったらですが、
比較的、大人よりも軽いく回復も早いことが多いとされています。
しかし、デング熱からデング出血熱になってしまうケースも
大人よりも高いといわれているので注意が必要です。
まず、高熱が出て熱が下がってから再び高熱になったら
風邪やインフルエンザではなく、デング熱を疑いましょう。
そして、熱が下がってきた時に見られる発疹に気をつけてください。
子供が体を痒そうにしていたり、発疹が出ている場合は、
すぐに病院に行くようにしましょう。
大人がデング熱からデング出血熱になる可能性は5%ほどですが
子供がデング熱からデング出血熱になってしまう可能性は15%ほどです。
蚊に刺されないようにすることが大事
蚊の移動範囲は数十メートルと短い距離ですが、衣服や荷物に紛れて蚊が大移動することも多いです。
注意しているつもりでも、いつの間にか家の中にいたりしますよね。
長袖長ズボンで虫除けスプレーを持って出かけるようにしましょう。
また、蚊がいる川辺や草が生い茂っている所の外出を避けるようにしましょう。
なにより「蚊に刺されない」ことが1番大事ですからね。
雨あがりの公園なんかは、蚊がいっぱいいますので、
避けるようにしましょう!
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