健康・美容

糖尿病の原因と治療方法、合併症を防ぐ!

父親が糖尿病でインスリン注射を毎日しています。

注射針はとても細いもので、注射による痛みは
ほとんどないそうですが、

インスリン注射後は何か食べないと、
血糖値が下がりすぎてしまうとか、
いろいろと大変です。

ちなみにインスリン注射は痛くないですが、
血糖値を測定するほうは痛いそうです・・・

「糖尿病」「インスリン」よく聞く言葉ですが、
症状などまとめます。

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糖尿病は尿にブドウ糖が出るというだけの
単純な病気ではなくて、すい臓で作られる
インスリンが不足しているないしは、
その作用が妨げられて、血糖が異常に増加する病気です。

症状は多飲、多尿、多食、体重減少です。

これらは高血糖による症状で、脱水が加わると
喉の渇きが起こります。

合併症には随伴症状として、足の痛み、
しびれ、こむら返り、発汗異常、勃起障害等があり、
これらは神経障害に基づく症状の一つです。

視力障害は網膜症や白内障、足のむくみや血圧上昇は、
腎症によるものです。糖尿病は1型、2型、特定の機序、
疾患による糖尿病、妊娠糖尿病に分けられます。

大人になってから起こる糖尿病の大半は2型といわれています。

1型

1型の原因として考えられるのが、すい臓のランゲルハンス島が
破壊されることで、

インスリンが十分に分泌されなくなっている状態で、
注射によるインスリン補給が必要で、
幼児に多いのが特徴です。

2型

2型の原因ですが、インスリン不足の他に、
インスリンの働きが不十分になっても起こります。

これをインスリン抵抗性が増大したといいます。

インスリン抵抗性が増す原因として肥満が考えられています。

しかも、内臓脂肪蓄積型肥満から2型になることが多いので、
腹囲が基準値を超えるとメタボリックシンドロームといいます。

過食と運動不足による肥満から糖尿病になったり、
遺伝的要因があり内臓脂肪が増えるとこの病気になりやすい人を
糖尿病予備軍と呼んでいます。

また血縁や両親、祖父母に糖尿病があれば遺伝因子を持っていると
推定されますからなる確率が高いとされています。

合併症を予防しよう!

この病気の治療目標は、合併症を予防することで、
血糖をどの程度正常化すれば合併症を予防できるか考えます。

患者のほとんどが2型ですから、まず食事療法や運動療法を
適正に行ってもらい生活習慣を改善させます。

その上で、経口血糖降下薬やインスリン注射療法の
組み合わせを考えていきます。

食事に気をつけて、運動をきちんと行っても
血糖値が下がらない場合はインスリンが十分に働いていない
可能性がありますので、この場合には内服薬が処方されます。

これを経口血糖降下薬療法と呼び、
食前に薬を飲むように指導されます。

なおも内服液で血糖値が下がらなければ、
インスリン注射が必要になります。

注射のやり方は医師や看護師の指導のもと行うようにしてください。

この病気の治療は患者自身が治療に積極的に参加することです。

自身で治すという心構えがあれば自己管理が可能な病気なのです。


うちは父方が糖尿病、母方が高血圧の家系なので、
まったくひとごとではありません。

ちなみに私は高血圧です。

確かに遺伝的要素はあるようですが、生活習慣で改善できる部分は
極力がんばりましょう。