夏休みの予定は決まりましたか?
長いお休みがもらえる夏休みは、海外旅行に行こう!と
計画を立てている方も多いと思います。
そんな中で、海外旅行が初めての方は、スーツケースを見に行った時に
「TSAって、何!?」と言う場面に遭遇したかと思います。
そこで今回はTSAという言葉の意味から、海外旅行にTSAは必須なのか?
という基本的なことをまとめてみたいと思います。
海外旅行を検討している方は、ぜひ読んでみてください。
米国運輸保安局のことです
TSAとは、Transportation Security Administrationの略語で、米国運輸保安局を意味します。では、TSAロックは?というと、
TSAが認定した会社が、管理・運営しているシステムのことです。
どんなシステムかというと、
アメリカの空港で荷物を預ける際には、中身を検査される場合もあるため、
開錠した状態で荷物を預ける必要があります。
もし、施錠されていると、鍵を壊して中身の検査を行うのです。
(壊した鍵は弁償してくれません)
そこで、TSAロックが登場します。
TSAロックは施錠した状態でも、特殊な道具で開錠できるようになっており、
検査のために鍵を壊されなくなるのです。
一言で言うと、安全対策のための、施錠システムともいうべきものです。
検査が終われば、再び施錠しておいてくれます。
TASロックが開けられるのは本人とTSA職員だけなので、
鍵を壊されるのも、開錠したままで荷物を預けるのも嫌!って方は、TASロックが必要になってくるのです。
JALの公式ページによると
「TASの指示により、2002年12月31日から、米国の各空港を出発または
乗り継ぎする人が預ける手荷物の爆発物検査が強化されています。
預ける荷物の施錠の有る・無しにかかわらず、開被検査を行うという通達が出されているので、
現金・貴金属・電子機器などの貴重品は預ける手荷物の中にはいれないようにして下さい。」
と説明されています。
アメリカなんていかないからいいやと考えている方も、
ハワイ・グアム・サイパンも含んでますので、要注意ですよ!
ベルトにTSAロックが必要なケースは
「アメリカ及びアメリカ領域に旅行に行く際、
TSAロックがついていないスーツケースを使用するのであれば、
スーツケースベルトにTSAロックが付いていた方がよい」ということは分かってもらえたかと思います。
海外旅行に限らず、旅行に行く時の基本は、貴重品は身に着けておくことです。
スーツケースは荷物検査の時のみ、いつでもオープンに出来る状態にしておくという話で、
それ以外の時は万が一のためにTASロック付きのスーツケースベルトがあった方がいいかもしれません。
かと言ってあまりに厳重装備をしていると、これはとても大事なものですよ!
と皆さんに公言しているようなものですから、その辺のご判断はお任せします。
また、自分の荷物と判別がつくような目印の意味合いも込めて、
自分好みの色や柄のTASロック付きのベルトをチョイスするのがベストかもしれませんね。
楽しい海外旅行となりますように!