夏が近づくと台風やゲリラ豪雨などの
ニュースが耳に入ってくることが多いですね。
今年ももういくつかの台風が日本にやってきています。
この季節、ニュースで耳にするのは
冠水や浸水と言った水の被害。
では、この冠水と浸水は何が違うのでしょうか?
くわしくご紹介します。
ポイントは水害がどこに及んだのか?です
冠水と浸水はなにがちがうんでしょうか?
この冠水と浸水は、水害だということは
なんとなく想像がつきますね。
この二つ、いったい何が違うのでしょう。
1)冠水
台風やゲリラ豪雨と言った大雨の影響で
道路や畑が水に浸かってしまうことを言います。
普段は水のない土地が水に浸かることと考えます。
2)浸水
台風やゲリラ豪雨などの大雨の影響で
人家が水に浸かってしまうことを言います。
つまりこの二つの違いは、
水害がどこに及んだかによって違う
ということです。
もっと簡単に言えば人が住んでいるところは浸水、
それ以外の場所や物は冠水というわけです。
つまり車は冠水、お店は浸水ということになります。
被害は保険で補償されるのか?
浸水と冠水の違いが分かったところで気になるのは、
もし浸水の被害に遭ったら家などは
保険で補償されるのかということではないでしょうか?
実は、台風などによる被害は火災保険が適用されます。
けれども一般的に、台風による被害で火災保険が適用されるのは
風災のみになります。
ですから水害は保障の対象になっていません。
水害が心配される地域に住んでいるのであれば、
自分が入っている火災保険が
水害にも適用されるかをしっかりと確認しておくことが大切です。
もし適用されないのであれば浸水の被害なども
保証されるものに見直すことを考えましょう。
どんな対策がとれるのか?
では、冠水や浸水はどのような対策ができるのでしょうか?
浸水対策の場合には、よく土嚢が使われます。
浸水される恐れがある場所から少し離れたところに
土嚢を積んでいき、水をそこで押しとめる効果があります。
冠水の場合には対策も簡単ではありません。
市販のもので冠水警報装置というものが販売されています。
これは雨が降ると装置が作動して、
冠水になる前に表示板や回転灯で
周囲の人に注意を呼びかけるものです。
これにより速やかに関係者に連絡を摂ることができて、
冠水の被害をおさえることができるというわけです。
台風が来るたびに、水害の様子がニュースで伝えられます。
「ゲリラ豪雨」なんて言葉も最近聞くようになった言葉ですよね。
しばらく台風の季節です。
普段から警戒していきたいですね。
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