手紙のマナー

寒中見舞いはいつまで出せる?具体的な文例もご紹介!

自分や先方が喪中だった場合、年賀状ではなく寒中見舞いを送るわけですが、
寒中見舞いっていつまで出せるかご存知ですか?

あれ、いつだろう?

なんて考えているうちに、時期を逸してしまい、
新しい年の挨拶ができなかったなんてことにならないよう、
いまから把握しておきましょう!

来た年賀状や寒中見舞いに返信しようってスタイルの人も多いので、
1回出し忘れると、せっかくのやりとりが途切れてしまったりしますからね。

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「寒中」とは?

季節を24等分して表す二十四節気という考え方があるのですが、
そのうちの、「小寒」と「大寒」がいわゆる寒中となります。

具体的には、2015年の場合、

小寒は1月6日
大寒は1月20日
節分は2月3日
立春は2月4日

となるので、寒中見舞いは

1/8から2/3までの間に送るのが正解です。

節分以降に送る時は「余寒見舞い」

暦の上では春になり、寒中見舞いは出さない季節となっても、
まだまだ寒さが厳しいものですし、地域によってはこの頃から一番寒くなりますね。

そういう時期に「いかがお過ごしでしょうか」というお見舞いを出したい場合には、
「余寒(よかん)見舞い」という季節の挨拶状を送りましょう。

普段、なかなか会えなくて、どうしても手紙を送りたいってときですね。

よく使われる文例

季節の挨拶状の一つではありますが、特に文面や形式に決まりはありません

先方が元気でいらっしゃるかどうかという気遣いが伝わり、
お見舞いする気持ちが表現できれば良いでしょう。

1)基本編

例としてはこのような言葉があります。

「この冬の寒さは大変厳しいですが、皆様お元気でいらっしゃいますか。」

「雪の深い御地のご様子、気にかかっております。いかがお過ごしでしょうか。」


2)年賀状への返信や年賀状の代わりの場合

また、年賀状への返信や年賀状の代わりとして、
寒中見舞いを活用する場合
にはこのような表現もできます。

「早々に素敵な賀状をいただきましてありがとうございました。
 返信が遅れてしまいまして申し訳ございません。」

「新年を迎え、寒さと新たな思いに身が引き締まるようです。
 今年は一段と寒さが厳しいようですが、皆様お元気でいらっしゃいますか。」

「ご家族でお正月を暖かいところで迎えられて、帰国後の寒さに
 驚かれていらっしゃるのではないでしょうか。本年もどうぞ宜しくお願い致します。」


3)喪中を知らずに年賀状を出した場合

また、喪中であることを知らずに年賀状を出してしまった方へは
お悔やみとお詫びの言葉を添えて寒中見舞いをお送りすると良いです。

「**様ご逝去のこと存じませず、年始のご挨拶を差し上げまして大変失礼いたしました。」
 というふうに一文添えられると良いですね。

さいごに

「寒い中いかがお過ごしでしょうか」と相手の健康を気遣う寒中見舞いは、
心が温まるものですね。

年賀状よりも定型文がないだけに、お一人お一人の状況を思い浮かべながら、
心のこもった文面を描きやすいのも寒中見舞いの良いところだと思います。

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