電気代を自分で計算したことありますか?
たいていの場合、電力会社から送られてきた明細がを見て、
今月は高いなあ、冬だから暖房使いすぎたかー
くらいに思ってお終いではないでしょうか?
実は、例えば自分の使っているエアコンが1時間どれくらいの
電気代になるかは、自分で計算することが出来ます。
そんなの面倒くさいよー
って思うかもしれませんが、電気料金の仕組みがわかると
節電のアイデアがちらほら出てきて、
家計が大助かりってことになる可能性が高いです。
今回はエアコン等の家電製品の電気代の計算方法をご紹介します。
電気代の計算式は単純な掛け算
計算式は単純です。1日の電気代は
【1】消費電力(kW)×【2】使用時間(時間)×【3】1時間の電気代単価
です。
例えば、電気代の単価が27円/kwh(1時間当たり1kwで27円)だったとします。
調べたい冷蔵庫やエアコン等の家電製品の
冷蔵庫の電気代を調べる時、消費電力が600Wだった時の1日の電気代は
0.6kW × 24 × 27 = 388.8
となり、1日あたりの冷蔵庫の電気代が388.8円だということになります。
(1kW=1000Wです)
計算式は簡単ですね。
お、これなら、計算できそうだ!
って思ってもらえたんじゃないでしょうか?
つまり
【1】消費電力(kW)
【2】使用時間(時間)
【3】1時間の電気代単価
の3つがわかれば、電気代がわかるわけです。
次から一つづつ解説していきますね。
調べたい家電の消費電力を把握しよう
電気代を計算するための項目のひとつ「【1】消費電力(kW)」については、調べたい家電のカタログ値を
確認してください。
メーカーのホームページを見ても良いですね。
「消費電力」という項目があると思いますので、この数値を使います。
もちろんこの消費電力はカタログ値のため、実際の使用条件で多少上下することがあります。
例えば、エアコンや床暖房等は、寒い部屋でつければ
暖めるためにより多くの電気を消費するのはイメージできると思います。
じゃあ結局正確な電気代ってわからないんじゃない?
って疑問に対しては、確かに電気代の目安しかわかりません
というのが回答になってしまいますが、
そんな残念がる必要もないと思います。
どの製品も消費電力が表記されているわけですから、
製品間や機種間での電気代の違いを比較することができるんですから。
これって結構重要ですよね。
例えばエアコンって機種が上になるほど、多機能ですが
消費電力が高かったりします。
あらかじめ電気代を計算しておけば、
費用対効果を考えて商品選びができるようになるわけですから。
家電製品はなっていっても、初期コストも大事ですが、
ランニングコストはもっと重要ですからね。
2つめの項目「【2】使用時間(時間)」は、自分の調べたい時間を当てはめるだけなので
とくに調べることはありません。
問題は「【3】1時間の電気代単価」です。
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電気代の「単価」って、どうやって決まるの?
この電気代単価が、電気代計算を難しくしている原因です。ひとことでいうと、どういう契約にしているかによって決まるんですが、
実際は何アンペア使えるようにしているか?
使用する電気量によっても変わるので、意外と複雑です。
そんなの、電力会社のホームページ見ればいいじゃんって
思うかもしれませんが、
実際見てみてください。
まずは言葉の意味を把握するのに時間がかかります。
つまり・・わかりにくいんです。^^;)
しかも東京電力なのか、関西電力なのか、
電力会社によって違ったりします。
電気代単価については、別記事にまとめたいと思います。
ここでは、計算を単純にするために
「27円/kwh」
としておきましょう。
これは、主要電力会社の単価を参考に、
だいたいこれくらいになるだろうという平均値です。
とりあえずこの「27円/kwh」を使っておけば大きくぶれることはないと思います。
さいごに
家電製品の電気代の計算方法についてご紹介しました。冬や夏はとくにエアコンや床暖房の電気代が気になりますよね。
今回のところは、
【1】消費電力(kW)×【2】使用時間(時間)× 単価(27円/kwh)
で計算してください。
電気代の単価については、別途詳しく解説したいと思います。
電気代は0にすることはできないので、なるべく節電して
家計をラクにしたいですね。
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