日本でも最近定番化しつつあるのが
「ボジョレーヌーボー」の日です。
この解禁日には美味しいワインが飲めるとあって、
ちょっとしたお祭りのようにもなりますが、
そもそもボジョレーヌーヴォーって何?
と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は今更他人に聞けないボジョレーヌーボーの
言葉の意味から、2014年の解禁日について
ご紹介したいと思います。
これさえ読めば2014年のボジョレーヌーボーの日が
もっと楽しくなるはずです。
ボジョレーとは?解禁日は何故出来た?
ボジョレーとは地名になります。
フランス・パリの東南にあるブルゴーニュ地方の南部で、
なだらかな丘陵地域です。
ボジョレーはボージュという言葉が由来の
美しい高台を意味しています。
この土地からはロゼや白ワインも作られていますが、
ほとんどが赤ワインです。
ここで収穫された「ガメ種」という黒ブドウを使い、
房ごとタンクに入れて発酵させます。
ボジョレーヌーヴォーとは
白ワインは認められておらず、ボジョレー地区で
夏に収穫されたぶどうを、その年に仕上げられた
新酒の赤ワインのことを言います。
元来は、ぶどうの収穫に感謝をする
お祝いの意味がこめられており、
その年のぶどうの出来具合を確かめるために
作られた、とも言われています。
正式に制定されたのは1951年のことで、
フランスでワインの出荷を12月15日まで制限する
という命令が出されました。
これは軍隊への供給を確保するためです。
それに足し日ボジョレー生産者協会は早く新鮮で
おいしいボジョレーの新酒をはやく販売をしたいと嘆願をし、
その年の11月13日に許しを得られました。
このことによって、12月15日より早く
販売することが出来るワインが
ボジョレーヌーヴォーの誕生の起源だと言われています。
2014年は11月20日(木)です
ボジョレーヌーボーが一躍有名になると、販売業者たちは自分の所で早い出荷を行おう!
という競争が始まってしまいました。
そうなると未完成で質も良くないワインが
出てくる事態を招き、
それを懸念したフランス政府は
1967年に質のよいボジョレーヌーヴォーを
世界にお届けすべく解禁日を決めました。
それが11月の15日なのです。
しかし、この日が土日や祝日になると
運送が停止されてしまいます。
それを避けるためにも1985年に新たに決めた解禁日が
11月の第3木曜日の午前0時です。
日本では日付変更線によってフランスよりも
解禁日が早くなります。
今年2014年のボジョレーヌーヴォーの解禁日は
11月20日(木)となります。
普段ワインを飲まない人でも、飲みやすいボジョレヌーボーは人気です。
今年も解禁日に一杯・・なんていかがでしょうか。
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