最近はデジタルカメラやモバイル端末などで、
いつでもどこでも簡単にビデオ映像が
撮影できるようになりました。
撮りためた映像にタイトルを入れたり、
音楽をつけたり、いらない部分をカットしたりといった
「映像編集」を加えて、家族や友人や多くの人に
見てもらえたら楽しいですよね!
無料で入手できて初心者にもわかりやすい簡単なものから、
テレビ番組のような雰囲気に効果をつけられる
遊び心満点のものまで様々な動画編集ソフトが
出回っています。
以下にご紹介するソフトはいずれも
YouTubeやFacebookなどへの公開も簡単にできますので、
ぴったりなものを見つけて映像公開に挑戦してみましょう。
ちなみに私の場合は、使用するカメラによって変わる
入力データ形式と、出力目的
(どのようなサイズ、形式のデータにしたいのか)に合せて、
数種類のソフトを使い分けています。
Windowsで編集を行う方向けソフト
1)Windows Live ムービーメーカー
無料でダウンロード、もしくはパソコンに付属している動画編集ソフト。
使い方がとても簡単で、マニュアルを読み込まなくても
感覚的に切ったり繋げたり、エフェクト(効果)をつけたりできます。
ただし基本的に1画面に1つの静止画または
動画+キャプション(コメント文字)しか使用できないため、
2つの動画を重ね合わせたり音声を重ねるといった
高度で複雑な編集はできません。
お手軽に動画を作成するという意味では、初心者に一番おすすめできるソフトです。
Windows Live ムービーメーカー では物足りなくなってきたら、
別のソフトを検討してみるとよいでしょう。
<<参考情報>>
種類:以下のように時代で名称が変わっています。
「Windows ムービーメーカー」(XP / Vista)
→「Windows Live ムービーメーカー」(Vista / 7)
→「Windows ムービーメーカー」(7 / 8)
出力形式:
動画wmv形式、音声wma形式
ムービーメーカー2012から、mp4(h.264形式)で出力・保存出来るようになりました。
2)AviUt
Windows ムービーメーカーよりは少し複雑なことができる無料ソフト。
プラグインを導入することで機能を拡張でき、ムービーメーカーでは出来なかった複雑な編集も可能です。
こちらも無料ソフトなので、ムービーメーカーを使いこなせるようになったら
試してみたいところです。
3)VideoStudio Pro X7
1万円台で購入できる、初心者も安心のマニュアル付き
動画編集ソフトです。
ストーリーボード/タイムラインの両方での編集可能で、
使いこなすには少し時間がかかるかもしれませんが、
慣れてくると仕上がりをイメージしながら手早く
簡単な操作で編集しやすいと思います。
15日の無料体験版をまず試してみて、
使いこなせるようでしたらダウンロードで購入できます。
Blu-rayを超える超高画質(4K)映像、
種類豊富なエフェクト(視覚効果)が特徴で、華やかな作品を創ることが可能です。
有料の中では、初心者にとっつきやすいと思います。
4)EDIUSシリーズ
トムソン/ラノープス社の編集ソフトで、プロ用と家庭用があります。
中でも“家庭用編集ソフト”という位置づけのEDIUS Neoは、
ビデオ編集の初心者から中上級ユーザーまで対応する
結構高機能なソフトとなっています。
トラックを複数に増やすことができますので、
ピクチャー・イン・ピクチャーなどの映像合成が簡単にできます。
高機能ならEDIUSでいいじゃんって思う方もいるかもしれませんが、
使いこなせるかが大事なところになるので、
使い勝手を見極めたいところです。
こちらもまずは、無料体験版でお試しすることをおすすめします。
EDIUS NEO 3.5 ダウンロード版で29,800 円
5)iMovie
1999年よりアップル社製パソコンに付属の編集用ソフトです。
簡単で非常に多機能。
このソフトが付属しているためにMac環境の
動画編集ソフトはあまり出回っていないともいわれているほど
満足度の高いもので、現在はiOSデバイス向けのものも出ています。
購入の際のソフトが手元に無い場合には、App Storeでアプリを入手することができます。
まとめ
初心者向けの動画編集ソフトをあれこれご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?どうせ買うならと高機能なものを選びがちですが、
使いこなせずに、ハードディスクのこやしになってはもったいないです。
まずは、OS付属の無料ソフトで動画を作る楽しみを味わってください。
有料版はそれからですね。
無料でもうちょっといろいろやりたいと感じたら、
体験版をダウンロードしてみましょう!
きっと自分の使いこなせる一本にめぐりあえるはずですよ。
たくさん動画を撮って、YouTube等で情報発信してみてくださいね。