大きな話題となっている消費税の増税。
最終的には平成27年に10%となる訳ですが、
突然10%は大きな差があるため、
経過措置として平成26年4月1日から
現在の5%が8%に引き上げられ、
段階的に上がっていくという形になります。
増税にも理由があり、そこにはメリットと
デメリットがあります。
消費税増税のメリット・デメリットについてお伝えします。
まずメリットについてですが、国に入る税金がアップするため、
国の予算が増えて、様々な制度にお金を使えるようになります。
今は高齢化社会と言われいて、社会保障制度などがより
予算が必要になっているので、まずはそこに
充てられるでしょう。
また、各種インフラの整備。
日本全国に広げた方が良いという技術や設備などは
国が予算をかけて整備されます。
後は震災の復興資金として使われる事が予想されます。
東北の大震災はまだ記憶に新しいですが、
現在も震災の跡は残っており、復興が続いています。
国が予算をかければその復興のスピードも早まります。
消費税は国民全体をみんなで助ける仕組みと言えるでしょう。
また、デメリットについては、まずはやはり一人一人の
負担は増えるという事です。
みんなのためとは言ってもやはり負担が大きくなるのは大変です。
また、負担が増えるため、消費を控える方向に経済も
向かっていくでしょう。
それにより景気は悪化する可能性が高くなります。
景気が悪化すると企業も倒産が増えますし、
失業者も多くなるかもしれません。
以上挙げたデメリットのような可能性があるため、
消費税の増税には国も慎重な決断をしなければいけませんが、
恐らくそれを踏まえての今回の増税という事になります。
目の前の状況だけをみると国民に更に負担をかけるのは
ひどいと思う方もいるかもしれませんが、
メリットというのもあり、少し長い目で見てみないと
その結果は分からないと言えます。
増えた税収が良い方向に使われて、
国全体が向上していくと良いですね。
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