夏の挨拶に暑中見舞いを出す方は最近は
少なくなっていると聞きます。
でも暑中見舞いを書くことを習慣とされている方もいて
ふともらうことってありますよね。
もらったら返事を書かねばと思っていたら、
時期的には残暑見舞いでは?って時期になり
ふと「残暑見舞いの時期っていつ?」なんて
疑問がわいたりします。
そこで今回は、残暑見舞いについて書き方等含めご紹介します。
暑中見舞いと残暑見舞いの境目は?
暑中見舞いと残暑見舞いというものがあることは
皆さんもご存知だと思いますが、
その切り替えはいつ頃すればいいのかちょっと迷いますね。
実は立秋を境に暑中見舞いとして出すか
残暑見舞いとして出すかが変わってくるのです。
暑中見舞いは、梅雨明け後、夏の土用の期間、
つまり立秋前に届けるものをいいます。
それに対して残暑見舞いは、立秋を過ぎて処暑のころ、
つまり8月23日から9月6日ごろまでに届けるものを言います。
最近は少なってきましたが、季節のご挨拶としてお送りするといいでしょう。
立秋とは?2014年は8月7日
立秋は二十四節季のひとつで、旧暦の七月の節季に当たります。
立秋ははじめて秋の気配を感じるころと言われていて、
毎年8月7日~8日ごろです。
今年2014年は8月7日となっています。
現在では、太陽の視黄経が135°になる時のことで、
天保暦で採用された定義となっています。
このころから、暑くても暑中と言わずに残暑という言葉をつかうようになります。
どういう思いを込めて書けばよいか?
残暑見舞いは、夏の厳しい暑さの中で、
相手の健康を気遣う意味があります。
年賀状よりは親しい間柄の人とかわすことの多い
暑中見舞いや残暑見舞いは、近況なども加えたうえで
暑い中でもさわやかな気分を感じていただけるような文面でおくりましょう。
友人へ送る場合の文例としては、
近日中にあった出来事を書いたり、
日ごろの感謝を伝えたりすることも大切です。
文章構成としては、時候の挨拶の言葉や
相手の健康を気遣うことば、自分の近況と、
相手の健康を祈ることが等を入れるようにしましょう。
近況と言っても自分の事ばかりを長々と書かずに、
すっきりとした文章を心がけるとよいでしょう。
さいごに
残暑見舞いはこれから準備するという方も
多いと思いますが、最近は見た目も涼しげなはがきも
たくさん販売されていますので、
少しでも涼しさをお届けできるといいですよね。
相手の方がもらってうれしくなるような、
ちょっと温かい気持ちに成れる様な文面を心がけて
すてきな残暑見舞いになるように書きましょう。
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