暮らしの豆知識・雑学

台風って何号まであるの?発生数と接近数で一番多かったのは?

台風といえば、何号というように発生順に
番号が付けられていますね。

とくに夏の時期には、台風によって旅行の予定が
変更になったり気になる台風の存在。

そんな台風について、どんな風に発生して
どの様に番号をつけていくのか、
例年何号ぐらいまで発生するのかをご紹介します。

ちなみに10月11日時点「台風19号が上陸しそうです!」

スポンサードリンク

春から発生する台風

台風は春から低緯度で発生します。

西に進むとフィリピン方向に進むことになりますが、
夏には発生する緯度が高くなることで
日本に向かって北上する台風が増えてくる
のです。

台風の発生率が一番高いのは8月で、
上空の風が弱いので台風の経路が不安定ですが、
9月以降の台風は南海上から放物線を描く様に
日本付近を通ることが多くなります


ちなみに台風の寿命は平均で5.3日です。

番号はどうやってつけるの?

台風は気象庁で毎年1月1日以降に
もっともはやく発生したものに第一号とします


その後、発生順に番号をつけます。

台風は気象的な理由で冬に発生することはほとんどありません

ですから、年間で10数個から20数個が発生して、
秋から冬にかけては殆ど発生しなくなります。

そのうちで日本に上陸するのは5~6個です。

偏西風とか太平洋高気圧に関係して、
動きがさまざまだけれど太平洋高気圧が大きく
日本列島を覆う夏には、それをよける感じの動きをするので
沖縄~九州に向かうことが多く、上陸する場合もあります。

例年何号まであるのか

今までの台風の発生数を調べてみると一番多かったのは、
1967年の39個です


そして、接近数が一番多かったのは
1960年、1966年、2004年の19個
になります。

だいたい毎年25個前後発生しています。

このように毎年数十個発生する台風によって
引き起こされる災害にも注意しなくてはいけません。

台風による災害は、風害だけでなく水害や高潮、
高波などさまざまあります。

日本における台風の大きな被害では、
昭和に死者・行方不明者が1000人を超えたものがあります

最近でも平成になってから、死者・行方不明者が
40人を超えたものがありました


とくに9月に来た台風が大きな被害をもたらすことが多く
9月は上陸数が8月に次いで多いことと、
日本列島付近に秋雨前線があるので、
台風が東側を回って前線に流れ込む湿った空気が
大雨を降らせて被害を大きくするというわけです。

日本にいて私たちが一年で耳にする台風情報は数個です。

それは、日本に影響がないものも多いからでしょう。

けれども、台風による大きな災害を防ぐためにも
しっかりと台風情報を確認して、備えることが大切です。

【関連記事】
台風19号の進路は?大雨暴風警報で学校が休みだが、基準は?

ディズニーランドは台風の時は閉園になるの?

台風の進路にはどういう傾向があるのか?地球の自転の影響?

雨の日に子供とお出かけするなら、はまぎんこども宇宙科学館!

台風の時にお出かけしたら散々な目にあった私の体験記