19.脳ドック
健康診断の詳細な検査として最近受診する方も増えている
人間ドックですが、実は人間ドックでもまだ十分に
チェックできない病気というものがあります。
それが脳の病気です。
脳の病気は重いものが多く、例を挙げると脳梗塞、
くも膜下出血、脳腫瘍、脳動脈硬化などがあります。
これらの病気は症状が出始めてからでは遅く、
そのまま倒れてしまい、命を落としてしまう事も多くあります。
そのため、病気の治療よりも早期の発見と予防が大切な病気です。
脳ドックではこれらの病気の有無をチェックする事ができ、
定期的にする事で脳の病気の対策を早めに取る事ができます。
今回は脳ドックについてご紹介します。
特に受けたほうが良い方は・・・
基本的には年代が上がると脳の病気にかかるリスクも高くなるため、中高年の方は受診する事をお勧めしますが、
特に受診した方が良いという方もいます。
ご家族で脳の病気を患った方がいる方、
煙草を吸う方、お酒を飲む事が多い方、
30中・後半~40代の方、手や足が痺れる症状が出る方です。
これらの方は特に脳にも影響が出やすいので、
検診を受けておく事をお勧めします。
どういった検査を行うのか?
検査の結果は脳の画像で判断します。脳ドックの検査では、MRIやマルチスライスCT撮影、
血液検査などの検査が行われます。
特に痛みや苦痛を伴う行程はないので、
病院が苦手という方も安心して受診する事ができます。
検診の結果異常が見られた場合、症状が大きくない場合は、
経過の観察となる事が多いです。
生活習慣などについてのアドバイスを貰えるので、
一旦はそれに従って、食事の仕方や運動を取り入れるなど、
習慣を変えていきましょう。
検査にかかる時間は30分~1時間程度と比較的短めです。
料金は多少かかり、病院によっても幅があります。
安い所だと3万円程度からで10万円弱程度かかる所もあります。
信頼できると感じた病院で検査を受けるとよいでしょう。
保険を適用できる所だと安価で受診できますので、
保険を使えるかを確認しましょう。
最近は生活習慣の変化で脳の病気にかかる方も
増加傾向にあります。
かかってからでは遅いので、ぜひ早めの検診で
健康には気を使っていきましょう。
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