お年玉って贈与税がかかるの?ってふと考えたことありませんか?
正月にもらえるお小遣いで、小額だから、税なんてかかるはずない
なんて勝手に考えていましたが、
お年玉も贈与にあたるのでは?って考えると
意外にかかりそうでもあります。
こうした疑問は2015年のお正月前に解決しておきましょう!
というわけで、今回はお年玉に贈与税がかかるか?についてご紹介します。
【お年玉の相場はこちら】>>「大学生場合」「中学生の場合」「小学生の場合」
贈与税についての基礎知識
お年玉の贈与税の説明をするまえに、そもそも贈与税って何かということをご説明しましょう。
その名の通り贈与(財産を分け与える等)に対してかかる税金で、
税率が10%~55%とかなり高いです。
まあ、55%は3,000万円超の金額の場合なんですが、
それにしても、自分の子ども等に安易に財産を渡せないようになってるんですね。
贈与税は1年間にもらった人ひとりに対して、
110万円の基礎控除額があります。
1月1日~12月31日までの1年間にもらった人ひとり110万円以内であれば
贈与税はかからないということですね。
110万円を超える贈与を受けた時でも贈与税がかからないこともあります。
たとえば、夫婦間で居住用不動産や居住用不動産を取得するための金銭の贈与があった場合、
配偶者控除を受けることができます。
だいたい、以上が基礎知識です。
簡単にまとめると、
たとえ自分の親子ども親戚であっても、自分の財産を分け与える場合は税金がかかる場合がある
ってことです。
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110万円を超える場合?
お年玉も贈与に当たります。つまり、110万円を超えるお年玉をあげる時は要注意ってことです。
・・・って、そんなあげるわけないじゃん!
って考えますよね。
でも、例えば年老いた祖父母が孫へ財産を少しずつわけるために
お年玉なら税金がかからないのでは?なんて考えるケースだったり、
贈与は、年間の累計金額なので、
他の名目で上げている金額に加算されますので、
まったく関係ないともいいきれません。
・お年玉も贈与にあたる
・他の贈与含めて1年に110万円を超えると税金がかかる
ってとこですね。ポイントは。
さいごに
お年玉と贈与税についてご紹介しました。お年玉の相場は各記事でまとめてますので、ご参考にしてください。
>>大学生へのお年玉の2015年の相場は?成人してからもあげる?
>>中学生のお年玉の相場はいくら?2015年の最新事情!
>>小学生へのお年玉の相場っていくら?あげる相手別4パターン!
贈与税はその年にもらった贈与の合計金額ですから、110万円の枠を意識してくださいね。
お年玉と贈与税。
まったく関係のないものだと思っていた方もいるでしょう。
ほとんどの場合関係ないんですが、まったく関係ないともいえないってことが
わかってもらえたでしょうか?
自分の子どもや孫になんとか財産を残したいって
考えている方は、ちゃんと知っておいてくださいね。
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